“20年ほど前、コンパクトカーと言えば、排気量が1000cc~1600ccの3ドアハッチバックが主流でした。
特に排気量が1600ccの車は、スポーティをイメージした仕様のものが多く、各メーカーは、馬力を上げるためにターボやスーパーチャージャーなどの加給機構を追加したり、エンジンのパワーを効率よくタイヤに伝え走行性能を向上させる4輪駆動車システムを投入したり、というように他のメーカーとは違う路線を引き出そうと必死だったような気がします。
中には、スーパーチャージャーとターボの両方をつけた車もありました。私が最初に購入した車も、1600ccのハッチバックで、スポーティさを売りにした中古車でした。マニュアル車で、最初は乗るのに苦労しましたが、あちこち走っているうちに慣れてきて、楽しく乗りこなせるようになりました。
車を本当に楽しむのなら、取り回しも楽できびきび走るコンパクトカー、それもオートマ車全盛の世の中ですが、マニュアル車のスポーティなものがやっぱり運転していて楽しいと今でも私は思っています。走りを楽しみたいなら、中古車のマニュアル車を探してみるのもいかがでしょう?”